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ステキな出逢い


もうすぐ梅雨明けのようです



この出逢いは

ちょうど今年の雨ふりがはじまったころ



仕事の用事で吉祥寺に出かけることがあった



空いた時間にふらっと伊勢丹の中に入り

見つけたのが小さな傘屋さん



前からずっと長く使える傘が欲しいなぁ

とは思っていたが、

別に買おうと思って店に入ったわけではなく

なんとなく店のなかをフラフラして

時間を潰すつもりだった



それでも目はステキなものがないかどうか

自然に探しはじめる



せまい店内をはじから眺めていき

ふと、竹の柄の傘の前で目が止まった



気になってその傘に手をのばそうとしたとき

とつぜんうしろから声がかかった



「あなたにはその傘は合わないわ、丈が長過ぎる。」



お店の奥から品の良いおばさまがやって来て

いきなりそんなこと言うもんだから

私はびっくりしてしまった



それでもおばさまは続けてこういった



「あなたにはそれじゃなくて、これよっ!」



そういって同じように竹の柄の

違う種類の傘を取り出して広げてみせた。



「ちょっとこっちへ来てご覧なさい」と

鏡の前に連れられ、広げた傘をわたされた



こんもりと丸いカタチ

とっても上品な色

一本一本違うカタチの竹の表情



もう、そのひとつひとつが

全てかわいくて一目で恋に落ちてしまった



そしてなにより、

「あなたによく似合うのはこの傘よ」

というその衝撃の一言が効きました



普通、傘屋さんへ行っても

広げる傘、広げる傘、

どれをとっても店員さんは

「これはいいですよ〜、これもいいですよ〜、

そうそう、それも素敵なんですぅ〜」

といった具合で、全部勧めてくる。



ようは買って欲しいんでしょ。

という感じ。



でもそのお店のおばさまは

お客が手にとったものでも

合わないものは合わないと言ってきた。



これが私には衝撃だった。



しかも、私の大好きなこんもり丸いカタチ

今まで沢山の傘を見てきたけれど

こんなに気に入った傘には出逢ったことがなかった



これは運命かなぁ。。。



そんなことを思いながら

頭の隅では、もしかしたら衝動買いかも…?

なんて思って一旦お店をでた



でもやっぱり気になって気になって。。。



結局お店に戻り、傘を購入しました



お店にもどったらおばさまが

「やっぱりね、あなたにはこの傘が良くお似合いだもの」

ですって。



なんだかお話の中にでてきそうなおばさま。



「傘のことでこまったことがあったら

いつでも来てちょうだい」と言ってくれた



「この傘を絶対大切にしよう」そんなふうに思った

そして少し雨が好きになった



なんだか、突然のステキな出逢いに

とっても嬉しい一日でした。。。










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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

いい傘に出会えて、よかったですね。
しかも、なんだか運命的な出会いで。
竹の柄の傘は、高価だったでしょう。
いい傘を持つと、忘れないよ、と言われて、竹の柄の傘を購入したことがあります。
でも、1ヶ月で、どこかに消えてしまったなあ。
大事にしてください。
偶然ながら、私も、明日、吉祥煮の伊勢丹に行く予定があります。
では、お元気で。

投稿: bt9 | 2009年7月13日 (月) 20時13分

おやまあ、吉祥煮? だなんて、でも、なんだか、おいしそう。
以上、蛇足です。

投稿: bt9 | 2009年7月13日 (月) 20時16分

今度、傘をさしたまきむしさんを写真をとりましょう!

投稿: ruru | 2009年7月13日 (月) 20時29分

bt9さん

吉祥煮、それもまた良いですね

私もよく忘れるんです…電車に
「今度こそは忘れまい!」と、どこかに引っ掛けず
必ず手に持つようにしています

投稿: まき | 2009年7月14日 (火) 11時41分

ruruさん

どうもありがとう

自分じゃなかなか撮れないものね
是非おねがいします

投稿: まき | 2009年7月14日 (火) 11時44分

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